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大人になることのむずかしさを読んで [読書]

河合隼雄さんの「大人になることのむずかしさ」岩波書店に初めてであったのは親として子育てに悩むことが多かったころです。ニ十年後の今改めて読み直してよりはっきりすることが多くありました。それと同時に大人になるということがどんなにむずかしいか、大人の意味についてもっと考えなければならないと思いました。

人は生きるうえでいろいろの課題にぶつかり、自分の課題を知ることを余儀なくされ、またそれを知ることがとても重要であることがあると思います。「大人になることのむずかしさ」に書かれたことは全く自分がぶつかってきたことだったと感じます。そして今もその課題は続いています。

「大人になることのむずかしさ」から深く印象に残ったことをいくつか拾ってみたいと思います。

古代社会と近代社会の違いと特徴

古代社会にあってはすべてのことは原初の時に起こったのであり、すでに出来上がっているもの、あとから生まれてくるものはその世界に入れてもらうのであり、こどもたちが大人になるためにはその世界に入る儀式としてイニシエーション儀礼が決定的な意味を持つ。イニシエーション儀礼を通過することで子どもは大人となる。その世界はできあった世界、閉ざされた世界で進歩の概念はない。

それに対し、近代社会以降社会の進歩という概念が持ち込まれ、自分自身も変化していかない限り社会から取り残されてしまう。社会の進歩は単純に示せるものではないので、個人が子どもと大人の境界においてどちらともつかない状態になることが多くなっているのは当然のことである。現在において個々人の大人になるためのイニシエーション儀礼とでもいうべきことが個人として生じている。ある種の死と再生の体験である。現代のイニシエーションの特徴として一回で終わらないことが多いことを知っていなくてはならない。一般的にはイニシエーション的状況が何回か繰り返されて大人になっていくと考えるのが妥当。

現代人の大人になるという課題のむずかしさを理解するうえでよく分かったように思います。

 この記事もう四回も、ない頭をひねりながら途中まで書きかけて記事が消えてしまいエネルギーが残っていません。掲載をやめろということなの?と少し怒っていますが誰に対して?自分にたいしてなんですよね。以下次回にします。


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